© 2021 Daicel Corporation. ALL RIGHTS RESERVED.
キラルカラムを用いた
アキラル化合物の分離例
Example of Separation
弊社は、これまでは主に、キラルクロマト分離(HPLC, SFC)のお手伝いをさせて頂いております。 一方で多糖誘導体キラルカラムは位置異性体等のアキラルな化合物分離も非常に得意としています。 このことは、弊社の豊富な分離経験を通して明らかになりましたが、ユーザー様の間でもすでに広く認知されております。 依頼分析サービスや委託分取ビジネスにおいて、キラルのみでなくアキラル化合物の分離のご依頼をユーザー様から頂く機会が多くございます。
ダイセルからのご提案
- ODSカラムを初めとしたアキラルカラムで目的の分離が達成できない場合には、キラルカラムの使用を是非、ご検討ください。
- ODSカラムとキラルカラムでは分離選択性の直交性が高いと考えられます。従って、モードの異なる並行分析で純度を確実にするための「副分析方法」としてもお勧めいたします。
- キラルカラムにおける特徴的な分離挙動により、カラム分取において高い生産性を得ることができる可能性がございます。是非、ご検討ください。
この度、弊社が所有するアキラル化合物の分離例をまとめました。また、横浜国立大学の上田先生に力場計算頂きました結果から推察される多糖誘導体キラルカラムの保持メカニズムについて、考察いたしました。 以下のコンテンツを通して多糖誘導体キラルカラムが持つ驚きの分離能を皆様にご紹介いたします。