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メールマガジン
[Vol.066 2022年12月号]
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OZの耐溶剤型カラム「IM」登場!
(CPIカンパニーライフサイエンス研究開発センター 福田)
当社のCHIRALCEL® OZカラムはご存知でしょうか?OZカラムは当社が2009年に上市した、キラルセレクターにセルローストリス[3-クロロ-4-メチルフェニルカルバメート]を採用したコーティング型のキラルカラムです。
今から10年以上前に上市したカラムですが、当社のスクリーニングサービスでも現役バリバリで活躍している主要なコーティング型カラムの一つです。そんなOZカラム、幅広いサンプルをよく分離することができますので、これまでも耐溶剤化の希望を多く頂戴しておりました。そしてこの度、そんな熱い要望にお応えし、OZカラムの耐溶剤型カラムである、CHIRALPAK® IMを上市いたしました。OZカラムの分離性能を損なうことなく、むしろOZカラムを超えるべく、当社一丸となって満足する性能のカラムを上市することができたと自負しております。
OZカラムの分離性能はもちろんそのままに、耐溶剤化によって従来は使用できなかったあらゆる溶剤を使用できるようになっています。OZカラムで分離の兆しがあっても、溶剤の制限のために途中で分析条件設定を諦めていた方はいらっしゃいませんか? あるいは、「昔OZカラムを持っていたけど、禁止溶剤を誤って流してしまって壊しちゃった……」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか? IMカラムはそんな今までの悩みを解決できるカラムです。これまでOZカラムをご愛顧いただいていた方にとっても、これからキラルカラムをお使いになる方にとっても、きっと心強いカラムになります。
2023年3月末までIM上市キャンペーンも
実施しております。
この機会に是非CHIRALPAK® IMをお試しください。
オープンセミナーのご案内
今年もこの季節がやってまいりました!!
ダイセルでは毎年1月にオープンセミナーを開催しております。
「キラルカラムの分析方法の見つけ方がわからない……」といった方や「カラムが使用できなくなった?」という経験のある方、これからアキラルカラムのご使用を検討されている方など、弊社カラムをご使用の皆様に向けて、分析方法やトラブルシューティングの方法をご紹介するセミナーです。また今回は、新たな試みが2点ございます。
① ハイブリット開催
3年ぶりの対面形式と、コロナ禍で行っていたオンライン形式の両方で開催いたしますので、ご希望の形態にてお申込みください。
② 〇〇がお答えします!お客様からの質問コーナー
事前にお客様に日頃のお悩みや疑問を共有していただき、当日にお答えする質問コーナーを開催します。
弊社一同、どんな質問が来るかとワクワクドキドキしておりますので、応募いただけると幸甚です。
皆様のご参加をお待ちしております。
ダイセルカラム分析スキル向上セミナー
~キラルとアキラルどっちもマスターだっ!~
〇開催日:2023年1月19日(木)、20日(金)
〇開催形式:ハイブリット形式
〇開催場所:JR品川イーストビル15F
株式会社ダイセル 東京本社
または オンライン
〇定員:50名(対面:20名、
オンライン:30名)
〇参加費:無料
- キラル分析の条件設定はどうすればいい? ~キラル分析のプロが””効率的””な方法をお伝えします~
- キラルカラムが壊れたかも?と思う前に ~実は解決できる!分析回復の方法集~
- 新製品「CHIRALPAK® IM」の紹介
- キラルカラムだけではありません! ~DCpak®シリーズ(アキラルカラム)を用いたユニークな分離例、使用方法の紹介~
- 5つの無償サービス/受託分取の紹介
- 〇〇がお答えします! ~お客様からの質問コーナー~
- OD錠用賦形剤「グランフィラーD®, ハイソラッド®」/無針注射器「アクトランザ™・ラボ」の製品紹介
新メンバー紹介!~松浦編~
(ライフサイエンス製品営業部 松浦)
いつもキラきら通信をご覧いただき誠にありがとうございます。初めまして、2022年9月からライフサイエンス製品営業部に所属している松浦です。商材としては、キラルカラムを扱っており、エリアは東日本を担当しております。
キラルカラムを扱ったことがなかったため、新潟県妙高市の工場で研修したり、先輩に同行したり……と日々勉強中です!
今回は、私の自己紹介をさせていただきます。
出身は岡山県岡山市で、京都、山口で過ごし、2022年9月にご縁がありダイセルに入社しました。
趣味は旅行と食べることです。コロナ禍になり旅行にはなかなか行けていませんが、今年は合間をぬって種子島と屋久島に行ってきました。種子島といえば、JAXAということで、バスツアーに申し込み発射台を見に行きました。ロケットを組み立てる建屋の大きさに圧倒されましたね。屋久島では、民宿に宿泊し現地の方にアドバイスをもらいながら、自然とふれあい癒されました。
最近運動習慣をつけるために、パーソナルジムに入会し、運動と食事管理を始めました。食べることが趣味といいながら、現在は食事制限中で、筋肉をつけるために絶賛、鶏むね肉生活中です。味変をして何とか食べ続けていますが、レパートリーが増えない日々です。何かよい食べ方があれば、ご教示いただけると大変喜びます!
コロナ、食事制限で趣味を楽しむ時間も減っているので、新しい趣味も募集中です!
キラルカラムについてはまだまだ勉強中ですが、皆様に信頼されるように精進して参りたいと思います。
どんなことでもお気軽にお問合せください。これからどうぞ宜しくお願いいたします。
もしも、どこかで出会えたら…
(ライフサイエンス研究開発センター 村田)
はじめまして。研究開発センターの村田健虎と申します。名前に『虎』などと大仰な字が使われていますが、実際の私は、先達の知識や知恵の威を借る狐に過ぎません。ただ、狐なら狐なりの役割があるようで、達者な口先を見込まれてか、セミナー講師やポスター発表者としての役割を恐れ多くも拝命することがございます。
さて、皆様は学会やセミナーなど、大勢の前で発表をするとき緊張されるでしょうか? 私はかなり緊張する方です。一つ間違えば聴衆たる皆様の前で突然気絶しかねないほどのあがり症なのですが、そんな醜態をさらさないように心掛けていることがあります。発表の一番初めに冗談を言うことです。
決してふざけているわけでは無く、真剣に自分を落ち着かせるために冗談を言っています。より正確には、「自分は冗談を言えるくらいに、この場でリラックスしているんだ。」という自己暗示をかけています。また、もし自分の冗談で笑ってくれる人がいたら、その笑顔につられてリラックスできるのでは⁉という淡い期待も含まれています。
この自己暗示は意外にも有効で、今まで発表の場を凌げてきたのは、この冗談みたいなリラックス手法のおかげです。(因みに私の冗談で笑ってくれた人はいないので、後者のリラックス効果のほどは不明です。)
学会やセミナーでの発表は、徐々に以前のような対面での発表に戻りつつあります。弊社で開催しているセミナーもその潮流に乗り、お客様たる皆様と直接お会いできるようになってきました。いつか私がセミナー講師として、もしくは演者として皆様とお話しする機会があるかもしれません。そのときは、どうぞ冒頭の冗談は聞き流してください。笑っていただけなくてもいいんです。自分のためですから。
いや、面白かったら、ちょっと笑ってください。拙文失礼いたしました。