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メールマガジン
[Vol.086 2024年8月号]
Mail Magazine
キラきら!グローバルネットワーク
~海外グループ企業紹介① ヨーロッパ編~
(CTE, Brian Freer Ph.D.)
(株)ダイセルは世界各地に研究拠点を持ち、研究開発やお客様サポートを進めています。キラきら!グローバルネットワークでは、ヨーロッパ、アメリカ、インド、中国、各拠点のスタッフが、それぞれの会社についてご紹介いたします。
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今から30年前、フランスのストラスブール近郊にキラルクロマトに特化した研究拠点(Chiral Technologies Europe, CTE)が設立されました。
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CTEはアルザス地方に位置し、東はライン川(現在のフランスとドイツの国境)、西はジュラ山脈に接しています。スイスに向かって南側にはリースリング、ピノ、ゲヴュルツトラミネール、マスカットなどのブドウが栽培されており、ワイン産地が広がっています。ライン川を越えるとブラックフォレスト地方があります。食べ物、文化、地名、地元の方言はこれら多様な影響を反映しています。
現在、CTEには2つの研究所があり22名の社員が在籍しています。20年以上CTEで働く熟練スタッフの他、近年では多くの若手研究員を採用しています。
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CTEは日本製キラルカラムを販売するだけでなく、一部のキラルカラム製造し世界中に供給しています。CHIRALPAK® AGP、HSA、CBH、バイオミメティックセレクター、CHIRALPAK® ZWIXやQD/QNなど対応品種は多種多様であり、ヨーロッパ、北アメリカ、インドで使用される開発段階プロダクトの製造にも対応しています。
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CTEは、ノルウェー北部から南アフリカ、アイスランドからカザフスタンまで幅広いキラルカラムユーザー様をサポートしています。120カ国以上、多様な言語と文化を持つユーザー様は、医薬品、農業、香味料の分野でキラルカラムを使用しています。
CTEは少数のスタッフで多くの顧客や国々との仕事をこなしており、ダイセルのグローバルなクロマトグラフィーネットワークにおいて引き続き重要な役割を果たしています。
自己紹介
(ライフサイエンス研究開発センター 江良祐一)
ご挨拶
皆様初めまして。研究員の江良祐一と申します。昨年度ダイセルに入社し、1年間広島県の大竹工場で研修を受けた後に、この4月から兵庫県姫路市の研究所iParkに配属となり、アキラルな新規カラムなどを含めた研究開発を担当しております。未熟者ではございますが、皆様のお役に立てるよう、鋭意努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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実家の猫
突然ですが、皆さん犬派ですか?猫派ですか?私はかなりの猫派です。実家では2匹の猫を飼っており、名前は葉月と琥珀です。葉月は女の子(お婆さん?) で12歳、性格は私と似ていてビビリで神経質です。琥珀が男の子で多分3歳ぐらいなのですが年齢不詳です。性格は葉月と対照的で、人懐っこくイタズラが好きです。この2匹が仲良くなれることがなく、いつも琥珀が葉月にちょっかいをかけて葉月が猫パンチで応戦しています。実家に帰省する度に喧嘩がひどくなっている気がして心配ですが、他にも心配事があります。
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帰省時の猫たち
私が帰省した際、琥珀からは暖かく出迎えられます。しかしながら、誰が来ても同じ振る舞いをするため、正直私を認識しているのか不明です。暖かく迎える琥珀とは対象的に葉月は「誰だ?」と言わんばかりの眼光を向けて逃げます。また、帰省直後に窓際にいる葉月に顔を近づけると本気で威嚇されます。このように、帰省時に覚えられていない気がするため毎回不安です。
猫たちへのお土産作戦
そこで猫の機嫌取りのため、帰省時に猫のお菓子を毎回買うようにしています(人間用のお土産より猫のお菓子のほうが高いこともあります笑)。ただ、2匹の食の好みも合わず、一匹が食べ残し、「もっといいものがほしい」と訴えてきます。2匹ともに受け入れられるお菓子を探しながら、このお盆も実家に帰省します。2匹ともが喜ぶお菓子が見つかることを、皆様も一緒に祈っていただければ幸いです!
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