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[Vol.083 2024年5月号]
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価格改定のお知らせ
(ライフサイエンス製品営業部 松浦)

価格改定のお知らせ

皆様、こんにちは。ライフサイエンス製品営業部の松浦です。

この度は価格改定について、お知らせいたします。 弊社では製品の価格維持のため、長年諸経費の削減や製造の合理化を図るなどの様々な努力を重ねてまいりました。しかしながら、現在の経済状況下では、これらの自助努力だけではコストの増加を抑えることが難しくなっております。 つきましては、誠に不本意ではございますが、製品価格を改定させていただくことになりました。

1. 対象製品
・分析用キラルカラム(SFC用含む)
・分析用ガードカートリッジ、分析用ガードカラム
・カラム用アクセサリー

詳細に関しては、下記リンク先をご確認ください。
リンク先はこちら

2. 実施時期
2024年7月1日(月)受注分から

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
今後とも弊社製品を何卒宜しくお願いいたします。

第31回クロマトグラフィーシンポジウム(那覇)
ランチョンセミナーで発表します!
(ライフサイエンス製品営業部 魚﨑)

第31回クロマトグラフィーシンポジウム(那覇)ランチョンセミナーで発表します!

第31回クロマトグラフィーシンポジウム(那覇)にてランチョンセミナーで発表します!
今回はキラルカラム(CHIRALPAK®シリーズ)およびアキラルカラム(DCpak®シリーズ)について講演します。クロマトグラフィーシンポジウムに参加予定の皆様には、是非セミナーにも来ていただけると幸いです!

下記がランチョンセミナーの日程になります。

発表日時 発表タイトル
6月6日(木)
12:00~
13:00
ダイセルのアキラルカラムの分離例とキラルカラムの使用法

またブースも出展し、キラルカラムやアキラルカラムなど弊社ライフサイエンスSBUの製品群を展示します。
お気軽にお立ち寄りください。

米国駐在員のつぶやき
~交通編~
(Business development manager 岡林)

米国に駐在中の岡林です。
時が経つのは早いもので、出向してから早くも1年半が経ちました。
今もなお試行錯誤しながら、ライフサイエンス領域での新規ビジネスの探索・構築に励んでいます。
今回は、米国(ミシガン)の交通について、日本と違う点について書きたいと思います。(前回のつぶやきはこちら

①赤信号でも右折可

①赤信号でも右折可
まずは簡単なことから紹介します。
アメリカは右側通行であることは言わずもがなですが、日本の交通ルールとは異なり、赤信号であっても右折することを基本的に許可されています。出向して間もないころは、頭では理解していても、無意識に赤信号で止まってしまい、よく後ろからクラクションを鳴らされたことを覚えています。
ただ注意が必要です。小さな道から大通りに入る場合は、右のような標識が掲げられている場合があります。この場合は、赤信号は右折禁止です。見難い場所に掲げられている場合や別の形式で表示されている場合があり、ローカルの方でも見逃していることをよく見かけます。

②信号の無い交差点のルール

②信号の無い交差点のルール
日本において、信号のない交差点ですべての道に一時停止が表示されている場合は左側の車が優先というルールになっていますが、アメリカでは先着順となります。ほぼ同時に到着した場合は、『我先に』といった感じではなく、譲り合うことが多く、私にとっては意外でした。(ただしこれはミシガンの場合で、ニューヨークなどの都会ではどちらかというと『我先に』な印象です。)
これはアクシデントによって信号が機能しない交差点でも適用されます。このルールによって、混乱も生じないので、個人的には良いルールに思います。

③踏切で一時停止不要
アメリカでは踏切で一時停止してはいけません。むしろ一時停止すると、後ろから追突される恐れがあります。日本とは異なり、ほとんど電車が通らないので、このようなルールになっているのかもしれません。
ちなみに日本の交通違反ランキング1位は、踏切での一時停止違反だそうです。

④ラウンドアバウト(roundabout)が多い

④ラウンドアバウト(roundabout)が多い
日本では殆ど見ることのないラウンドアバウト(私は日本では見たことがありません)をアメリカではたくさん見かけます。ラウンドアバウトは、日本語では環状交差点と訳され、信号機のない円形の交差点です。ラウンドアバウトの標識の上には、”Yield”という逆三角の表示が必ずされています。これは『譲れ』という意味で、基本的にラウンドアバウト内を走行している車が優先なので、その場合は入ってはいけません。ただし、車がいない場合は、一時停止せずに入ることが可能です。

④ラウンドアバウト(roundabout)が多い

⑤左折用レーンがある
日本では、右側にある店に入りたい時に一時停止して対向車がいなくなってから右折して入ります。この時に、仕方がありませんが、後方の車を止めてしまうことが良くありますよね。
アメリカでは、右の写真のように、左折時のレーン(黄色線で囲まれているレーン)があります。左側の店や道に入りたい時は、この左折レーンに入ってから一時停止することで、後方の車を止めることなく、対向車を待つことができます。これは広大な土地があるアメリカならではの設計ですが、非常に便利です。対向側も同様に同じレーンを使うので、直前で入るなど慣れや注意が必要となります。

⑥スクールバスが停止している時のルール

⑥スクールバスが停止している時のルール
アメリカでは早朝と夕方には黄色のスクールバスが多く走っており、子供の安全第一のためなのか、スクールバス優先の交通ルールがあります。それは、子供乗降時は、スクールバスから20フィート以上離れて停止しなければならないということです。分かりやすく右写真のようにストップサインが出ますので見逃すことありません。これは後方の車だけでなく対向車にも適用されます(ただし中央分離帯がある場合は除く)。州によって異なりますが、比較的重めの罰金(ミシガン州の場合100ドル~500ドルの罰金)が発生します。
通学時は学校周辺の道路の制限速度も変わることが多いため、スクールバス以外にも注意が必要です。

⑦高速道路

⑦高速道路
アメリカでは、高速道路は”Highways (無料)”と”Tolls (有料)”の二つが存在します。ミシガン州には”Highways”しか無く、州内すべて無料なので助かりますね。ちなみに左側が追い越し車線、右側が遅い車の車線となります(日本と逆)。高速道路を走っていると、たまに右写真のようなサインに出会います。これは”High-Occupancy Vehicle (HOV) lane”を示しており、この場合は二人以上乗っている車のみ通行可能であることを意味します。別名は、”Carpool lane”とも云い、どちらかの表示がされていれば、一人しか乗っていない車は通行禁止です。私はこのレーンを使用したことがありますが(もちろん二人以上乗っている時に)、他のレーンと比べて空いていました。調べたところ、ミシガンでは税などを含めて250ドル以上の罰金とかなり厳しく、そのため皆さんルールをしっかり守っているのだと思われます。

⑧変わった標識
最後に、変わった標識についていくつか紹介します。

⑧変わった標識(1)

皆さん、これ何か分かりますか?
答えは、”近くに公園がある”、という標識のようです。何を注意するのかについては正確に把握していませんが、おそらく公園に向かう人が道路を横切るかもしれないので注意するように、ということだと思っています。
しかしながら、この標識から見える範囲に公園がなく、またその公園 も歩いていくような場所では無いので、未だに謎です。

⑧変わった標識(2)

これはカリフォルニアなどビーチが近くにある場所に設置されているようです。酔っぱらった人が車道に入ってくるかもしれないので注意、という意味だそうです。

アメリカに出張してレンタカーで移動される場合は交通ルールにお気を付けください。

以上、アメリカからのレポートでした。

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