© 2021 Daicel Corporation. ALL RIGHTS RESERVED.
メールマガジン
[Vol.064 2022年10月号]
Mail Magazine
人の目に頼らない誤出荷防止
(CPI品質保証部 道下 岳史)
平素より、弊社製品をご使用いただきありがとうございます。
弊社カラムをお使いの皆さんは、カラムタグやクロマトグラムにQRコードが印刷されているのはご存じと思います。ボタンがあれば押したくなるように、QRがあれば読んでみたくなってスキャンしてみた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
残念ながらそんなに楽しい情報は入っていません。すみません。
弊社製品のQRコードにはロットや製品番号が記録されており、出荷時の製品の照合に活用しています。弊社製品は、カラムタイプとカラムサイズを掛け合わせると優に1000種を超えており、かつ、品名としても似たものも多くあるため、これらすべてを目視で見分けるには限界があります。そのため、人の目に頼らない間違い防止の仕組みとして、QRコードを採用したシステムを構築し、お客様に間違った製品、間違った組み合わせをお届けすることの無い様努めております。また、同システムを用いて、製造から検査、出荷までの情報を一元的に管理しており、トレーサビリティの確保にも努めています。
昔からの弊社カラムのユーザー様なら、1次元のバーコードも目にされたことはあるのではないでしょうか。1996年ごろから1次元のバーコードを印字しており、古くからバーコードを活用した電子管理を模索していました。しかしながら、文字数の問題や、当時はまだ統合的に管理できるシステムが追いついていなかったことなどから、十分に活用できていませんでした。時が経ち、今では2次元(QRコード)へと進化し、誤出荷防止に活用しています。
ちなみに、このQRコード、電子決済システムをはじめ、様々な場面で目にするかと思いますが、日本発祥であることはご存じでしょうか? QRコードは、1994年に株式会社デンソー(当時)により発明された純日本製のコードです。このコード、最新のものでは正方形で無くなるなどいまだに進化し続けているようです。ご興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
自分の世界を変える趣味、
スキューバダイビング
(ライフサイエンス研究開発センター 小野 真平)
コロナが騒がれ始めてから既に3年が経とうとしています。気づけば日本では、マスク着用が当たり前になり、外食や旅行など外出の機会が減ったかと思います。そのような中、アウトドアスポーツが志向されており、「釣り」や「キャンプ」、「ゴルフ」、「スポーツ自転車」などを楽しまれている方が身の周りにいるのではないでしょうか。そこで、今回私は、スキューバダイビングについてご紹介します。
スキューバダイビングの目的は人ぞれぞれですが、例えば、綺麗な海でカラフルな魚に囲まれながら満喫したい、という方は夏のリゾート地でのダイビングがオススメです。様々な海の生き物の生態を観察し写真に残したい、という方は冬のダイビングがオススメです。気軽に楽しい気分を味わいたい、という方は体験ダイビングがオススメです。実はスキューバダイビングは、1年を通して楽しむことができるんです!
屋外かつ海の中なので、ダイビング中はコロナ感染の心配は少ないです。私も数ヶ月に1回の頻度で楽しんでおり、コロナが落ち着いたタイミングで、静岡県伊豆半島や、新潟県佐渡島、他にも四国まで足を延ばしたこともありました。1日のスケジュールとしては、朝8時ごろインストラクターさんと合流し、ダイビングスーツや機材を準備次第、1本目を潜ります。50分~1時間ほどで陸にあがり、約1時間の休憩後、2本目を潜ります。昼食、昼休憩をはさみ、3本目を潜り、機材とダイビングスーツを洗浄後、夕方頃の解散になります。
1日で1本だけ潜りたいという方もいれば、夜のスキューバダイビング(ナイトダイビング)を楽しまれる方もいます。私も既に数十本は潜りましたが、海にエントリーするときに視界に広がる海の世界や、水の中で息ができる緊張感、癒される水中呼吸音、魚と一緒に泳げる楽しさ、ときには恐怖を感じる刺激体験など、非日常を味わうことができたまらなく最高です!皆様もぜひ、アウトドアアクティビティを体験してみてはいかがでしょうか。